白昼夢日記

訥々と滔々と

原因探しの自傷行為

自分由来の想定外が起こると水を得た魚のように自分の心をへし折る悪い癖を誰かなんとかしてくれないか、と思いながらの明朝五時。皆様いかがお過ごしだろうか。

この悪癖とはもう十年以上の付き合いになるが、それが急加速したのはつい数年前、某人からDVを受けていた頃だ。口癖にごめんなさいが追加されたのと同時期、私の頭はおかしくなっていた。そう、今でこそDVだと言える程度には回復(回復か?)したけれど、そのときはただひたすら自分のせいだと思い続けていた。ここまで書いて「いや、お前のせいだろ」という声が聞こえてくる辺り、洗脳はまだ終わっていないようだけれども。

空があんなに青いのも電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのもみんな私が悪いのよと半ば本気で考えていた。あの時死んでおけばよかったが口癖に仲間入りしたのもこの時期だな、確か。常に自分が苦しい理由を探していた。

とどのつまり私は私を責める事象を常に探し求めているのだ。だって、あまりにも可哀想じゃないか。何も原因がないのに責められ続けるというのは。へし折られるだけの理由があったから、へし折られたのだ。運が、タイミングが悪かったのだというだけでは、あまりにも救われないだろう。ただ可哀想にはなりたくない。