白昼夢日記

訥々と滔々と

破裂

酒と煙草で完全に胃が死んだのか、ついに食事ができなくなった。点滴を落とし終わるのに二時間もかかるなんて、身体だけは健康優良児の私は初めて知った。

食事ができず、カロリーが摂取できないと、とにかく眠くなるということも知った。仕事を休む旨を連絡して意識を飛ばし、次に気がついたら丸十二時間が経過していた。

今まで、体調が悪ければとにかく肉を食えばいいと思っていたのだけれど、それすらできないとなるといよいよ病院に行かねばならなくなる。病院は嫌いだ。前述したとおり私は身体健康優良児なので、どんな不調を医者に訴えても、医者はただ「ストレスですね」としか言わない。胃薬と鎮痛剤を出されておしまい。「治らなければまた来てください」も私には鬼門だ。その「また」がどれだけ難しいことか。

職場配置、住居、社会での立ち位置が急激に変わった二ヶ月だった。すでに二月の後半にはまた変更があることが決まっている。

酒と煙草と小さいストレスがどんどん積み重なって、胃を圧迫する。そのうち破裂するんだろうか。